旅立ち そして お帰り
頂いたお花を1本ずつ持たせ、ご飯をお弁当ぶくろにいれ、手紙をいれました。
.
お顔を覆い、火葬場まで行き、いよいよ今生の別れ。
ブルーがこれから体験することを、骨になってしまうことを、私は見届けます。
旅立つ途中に三途の川があるとい言う。
そこを渡るための渡し賃として、5円か50円 ありますか?と。
穴の開いたお金は 昔の六文銭に見立てたもの。
これさえ持っておけば難所を超えられる というお守りのようなもの。
これを、私と息子の2枚を前足の手首で挟みました。
花はそのままで、ご飯は袋から出して、食べられるように口元に置くんです。
バタン。。
暫くすると車の上からカゲロウがユラユラ見えました。
天に昇っていくのです。
ブルーのことを話しながら、薄暗くなった空を見ながら待ちました。
暗くなったら迷うかな。
お友達が照らしてくれるね。
お迎えも来てくれるね。
.
ただいま。
.
朝、いってきます。
夜、ただいま。
3ワンに声をかけ、抱っこして、笑って、いつもと変わらぬ毎日です。
.
まだ、きれいに咲いてます。
見ながら幸せを かみしめています。
たくさん 友達ができたのも ブルーたちのお陰です。
ここから1本ずつブルーに持たせました。
2003年2月2日誕生~2020年7月26日 老衰により永眠 17歳5ヶ月
ブルーが生きた証。
心にしっかり刻む。
最近のコメント