プロローグ part 2 【もう一匹のミニチュアダックスとの出会い】
2年前
もう一匹ほしいなあと思いながらも、いざ迎えて相性がひどく悪かったらどうしようか・・カラーはどれにしようか・・女の子のほうがいいかな・・とか悩む日々。。。。
決めかねているうちに偶然すばらしいブリーダーとの出会いがあった。そして迎えたのがアロー。9ヶ月まで群れで過ごしボス犬や回りの犬達、自分の順位など完全な縦社会で犬として大変良い環境で育ち両親ともおっとりした性格で、この子もおっとりで優しい子。
2月
アローは飛行機でやってきた。
そぉ~とふたを開けて覗き込むと僅か9ヶ月とは思えないほど凛々しい顔つきで小さな身体から出るオーラは想像以上のものだった。
家に着いてブルーと対面したあとブルーがパニックになったのは言うまでもない。“どうぞ僕にお構いなく、僕のいた犬舎ではよくあることですから”とでも言ってるように部屋の隅でじっとしていた。
追いかけようとするブルーを叱った。押さえつけた。こんなはずでは・・・と頭を抱えた・・・
この時、アローを譲ってくれた犬舎の暖かい励ましとアドバイスがどれほど心強かったか知れない。“「犬は犬どおし」2匹に任せゆったり見守ってあげてください”
犬を信頼することが必要だった。学ぶべきは人間のほうだった。
本名<シューティング アロー>
幼年期を群れで過ごした経験は大きくなるにつれ頭角を表していく。
人間社会に便利なように変えてしまうことはこの子にはしないでおこう。群れで学んだことは正しいのだから。
動物が素晴らしいのはいつでもやり直させてくれること。
アリガト★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜
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